D Prime 2026 年 5 月 取引量レポート 

 D Prime 2026 年 5 月 取引量レポート 

2026-06-12 | 取引量レポート

 
金融テクノロジーを中核とする大手金融サービスグループ「D Prime」は、2026年5月の取引量レポートを発表しました。  

 
データ概要 

  • 5月総取引量:1,372.11億 USD(前月比 -4.39%)  
  • 人気銘柄:XAU/USD、GBP/USD、EUR/USD、NAS100、NQ_2606  
  • 取引量増加額最大:NQ_2606(約10.01億 USD 増加)  
  • 増加率最大:USDCAD(前月比 +143.86%) 

 
レポートによると、D Primeの 2026 年 5 月の総取引量は約 1,372.11 億 USDとなり、前月比で 4.39% 減少しました。1日平均取引量(ADV)は 44.26 億USDで、前月比 7.48% の減少となりました。 

2026年5月の世界資本市場では、マクロ経済リスクの高まりとテクノロジー株の力強い上昇が同時に進行する展開となりました。 中東では、ホルムズ海峡の封鎖が3か月目に入り、WTI原油価格は一時1バレル当たり約105USDまで上昇しました。エネルギー供給への懸念が市場に継続的な影響を与えています。  

また、インフレ圧力も強まりました。米国の4月PCE(個人消費支出)物価指数は前年同月比3.8%となり、2023年5月以来の高水準を記録しました。一方で、第1四半期GDP改定値は速報値の2.0%増から1.6%増へ下方修正され、スタグフレーションへの懸念が高まりました。 

米連邦準備制度理事会(FRB)では、パウエル議長の任期が5月15日に終了し、ケビン・ウォーシュ氏が上院承認を経て5月22日に第17代FRB議長に就任しました。市場では6月利上げの織り込みが月初の約1%から月末には約50%まで上昇し、米10年国債利回りも4.44%まで上昇しました。 

ゴールド価格は5月前半に上昇した後、後半に下落する展開となりました。月初には4,610USD/oz 付近から上昇基調で推移し、5月7日に月間高値となる4,743USDを記録しました。しかし中旬以降は、米国債利回りの上昇とドル高の影響を受けて下落基調となり、5月28日に月間安値となる4,373USD まで下落しました。その後はやや持ち直し、月末は4,539USDで取引を終えました。月間では1.64%下落したものの、大きな価格変動と継続する地政学的リスクに伴う安全資産需要を背景に、XAUUSDは引き続き人気銘柄の首位を維持しました。 

 
人気銘柄の動向 

人気銘柄の分布をみると、XAUUSD、GBPUSD、EURUSD、NAS100、NQ_2606が取引量上位5銘柄となりました。 
 
4月と比較すると、NQ_2606がXCUUSDに代わって上位5入りしており、5月のNASDAQ指数が 8.0% 上昇したことに加え、四半期先物契約のロールオーバー需要が重なったことが背景にあります。 
 
また、USDCADは今月最も高い伸びを記録した銘柄となり、月間取引量は 143.86% 増加を記録しました。 

6月は、FRB新議長ウォーシュ氏による初のFOMC(米連邦公開市場委員会)会合が、市場の注目を集めることになりそうです。 また、ホルムズ海峡情勢の動向は、エネルギー価格やインフレ見通しを左右する重要なポイントとして引き続き注視されています。 

 
国際的な金融サービスグループとして、D Primeは取引量において引き続き堅調なパフォーマンスを示しています。今後もグローバルな金融テクノロジーと金融エコシステムの構築を進め皆様に一歩先の投資環境を提供してまいります。 

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